歯周病について
2019年12月17日
みなさん、こんにちは。こしば歯科医院です。
この医院ブログでは、歯に関するコラムや、医院の近況を発信していこうと思います!
今後も定期的に更新を行っていきますので、どうぞご覧ください。
第1回目の今回は、「歯周病」についてお話していきたいと思います。
歯周病という病名は、よく耳にする機会も多いと思いますが、歯ぐきから血が出るだけの病気と思われていませんか??
歯周病は、自覚症状がないままに進行していき、症状が深刻化すると歯が抜けてしまうこともあるとても怖い病気です。
歯周病は細菌によって起こる感染症
歯周病は、細菌に感染し起こります。日本人の成人の約80%が歯周病の患者と言われています。
自覚症状がないまま進行していく病気なだけあり、本当に多くの方が気づかないうちに歯周病になっているのです。
歯と歯肉の間がしっかりと清掃されていないと細菌が付き、歯肉に炎症を起こします。
この段階で痛みを感じることはほとんどありません。
細菌が歯と歯肉の間に入り込み、徐々に「歯周ポケット」という、すき間が生まれます。
その、歯周ポケットに入り込んだ細菌は歯肉だけでなく、歯を支えるための骨「歯槽骨」まで到達し、歯肉と歯槽骨を衰えさせていきます。
歯肉からは出血だけでなく、症状が重くなっていくと膿も出るようになり、口臭も強くなってしまいます。
最終的に歯を支えきれなくなり、根本からグラついてしまった歯が抜けてしまいます。
どうでしょうか?
歯周病は本当に恐ろしい病気です。
生涯、ご自身の歯を健康に保つためにも、常日頃から口腔内のケアは本当に重要となります。
歯周病から歯を守ろう
歯周病にならないようにするために日々のケアはとても大切ですが、ご自身だけでは限界もあります。
毎日の歯磨きの徹底!
食後は必ず歯を磨くよう心がけましょう。歯ブラシによるブラッシングだけでなく、糸ようじやデンタルフロスも使うとより確実に汚れを落とせます。
また、しっかりと磨いたつもりでいても磨き残しがある方も少なくありません。
正しいブラッシング法を身につけるためにも、まずは歯科医院へお越しください。
当院では、お一人お一人のお口の状況に合わせ、正しいブラッシング法をお伝えさせていただきます。
定期的なメンテナンス・クリーニングを!
お口の中はご自身では見えにくいものですよね。
自分で歯を磨いていても、磨き残しがあり、歯垢や歯石がだんだんと歯にたまっていってしまいます。
歯周病菌の増殖を防ぐためにも、定期的に歯科医院に通って歯の検診とクリーニングを受けましょう。
まずはお気軽にお問い合わせください。
生涯ご自身の歯で、おいしい食事を楽しむためにも、歯周病の予防は本当に大切なことです。
この機会に是非ご自身の口腔環境を整えてみませんか?
こしば歯科医院